大東流合気柔術「講武館」毎年恒例の演武大会が11月3日、大阪・住吉武道館で盛大に開催された。講武館創立5周年記念と重なったこともあり、アメリカ、フィンランド、オーストラリア、フランスなど海外の道場からの修行者も演武にも参加した。さらに注目に値するのは、館長
柔道は日本の現代武術の中で最も国際的な影響力を持っている。その源流の大部分が幕末柔術の名門「天神真楊流」である。柔道の創始者である嘉納治五郎自身も天神真楊流の師範であった。その弟子には「山嵐」で有名な西郷四郎、イギリスに柔道を伝えた谷幸雄も天神真楊流の出身
大東流合気柔術一年に一度の演武大会がCovid-19を経てついに今年11月3日大阪住吉武道館にて開催された。演武には国内外の「講武館」から総勢20の道場から門人が参加した。フィンランド、オーストラリア、アメリカなどの道場の門人たちが演武に参加するために大阪
合気道の源泉となった「大東流合気柔術」は神秘的色彩を帯びている。その技術体系は莫大かつ複雑で、合気の思想は戦後の日本武道の発展に影響を与えた。大東流合気柔術の極意を再現、伝承するために久琢磨氏と千葉紹隆氏に師事し、久琢磨氏から教授代理を引き継いだ「講武館」
数多ある古流剣術の中でも「北辰一刀流」は極めて重要且つ研究価値のある流派である。その理由は幕末に多くの名人を輩出したことが挙げられる。例えば幕末維新志士 坂本龍馬、江戶無血開城の立役者山岡鐵舟、さらに幕末最強の剣士集団である新撰組の中にも多数見られる。より
日本武道史において「柳生新陰流」は極めて少数の「将軍の剣」と呼ばれる剣術流派であり、それは日本武道史上の地位において、徳川家康公自ら試みたことによって歴代江戸幕府将軍の兵法指南になっただけでなく、さらに柳生石舟斎宗厳によって確立した「無刀取り」と「活人剣」
激動の幕末、「新選組局長」近藤勇と「鬼の副長」土方歳三らが多摩地域にのみ伝わっていた剣術「天然理心流」を歴史の舞台に躍進させた。そして天然理心流門人の核となる人物達は新選組として幕末最強の剣客集団へと成り上がっていった。
華道家大谷美香氏は、1968年生まれ。聖心女子大学在学中に草月流に入門し、生け花歴は、今年で34年になる。大学卒業後に女性誌の編集者を経て結婚。2児出産後にフリーランスとなり、スタイリスト、Webプランナーとして、広告、出版分野において活躍。イベント、広告
《 制作雑記 》2020 年が明けてから徐々に COVID-19 による社会情勢が急展開する。未知のウィルスに世界が揺れる中、僕の生活はというと、2020 年の夏からは COVID-19 どころではなくなっていた。世間と隔離された病室でコロナよりも致死率の
出雲松平家七代藩主治郷(はるさと)は、江戸後期の大名茶人として傑出した茶人です。出雲松平家は、家康の二男越前候秀康(二代将軍秀忠の兄)の三男である直政が、寛永15年(1638)信州松本から出雲国18万6千石に移封されてから、親藩として明治維新まで西国防備の
最初に芸術を志したのも、「源氏物語」を絵巻にするためでした。また「源氏物語」が愛読書で、常に読み返して傍にありましたので、自然と截金ガラスで源氏物語五十四帖各帖を立体作品にすることがライフワークになりました。「源氏物語」が紡がれた時代に隆盛した截金は、王朝
わたしは、水の都松江で生まれ育ち暮らしている、茶道が大好きな人間です。不昧流茶道のお稽古を始めてから40年になります。師範の免状を頂いてからは25年が経ちました。地元発祥の流派である不昧流を長く続けることができたのは、優しくて尊敬する恩師に巡り合えたからだ