相国寺承天閣美術館開館40周年を記念して、2024年10月11日から11月27日まで愛知県立美術館、2025年3月29日から5月25日まで東京藝術大学大学美術館で記念展「金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」が開催される。相国寺派の名品を中心に紹介した国宝や
グリマルディ・フォーラム・モナコとテート美術館が共催する特別展「ターナー、崇高な遺産(Turner, the Sublime Legacy)」が、7月6日よりグリマルディ・フォーラムのラヴェル・パビリオンで開催される。展覧会は、ジョセフ・マロード・ウィリア
2017年、イタリアのボローニャ国際児童図書展にて日本の絵本作家鹿島孝一郎さんはスペイン出版社の支援のもとで芸術家としての生涯に一歩踏み出した。透明水彩を画材とし、建物や、街、自然、生き物などからインスピレーションを受けた作品を生み出してきた。作品は幻想的
広島出身の女性書道家「翠蘭」さん。過去にはサンフレッチェ広島F.Cのスローガン「一心」を書いただけでなく、昨年は第65回グラミー賞「最優秀グローバルミュージックアルバム賞」を受賞したMasa Takumiのアルバム『SAKURA』のSAKURAを書いた。現
1925年柳宗悦、河井寬次郎、濱田庄司の3人は共に『民藝運動』と名乗る文化運動において『日本民藝美術館設立趣意書』を起草した。民藝運動は「工芸は最も純粋な美として、民衆の日常使用器具として出現した。美とは『用』を体現しており、用と美の結合こそが工芸である。
鋳造において400年以上の歴史を誇る高岡市金屋町。茶道具や仏具等の工芸作品は国際的な評価を得ている。近年、茶釜を製作している作家の中で特に注目を集めているのが《流水文四方釜》で第62回日本伝統工芸展にてNHK会長賞を受賞した三代畠春斎である。
2005年の作品《緑釉鉢》が第1回 菊池ビエンナーレ展大賞を受賞したことでその名をあげた陶芸家鈴木徹。渦巻と川流をテーマとし、大量の緑釉(織部釉)を用いて創作した。業界専門家は「伝統的な織部とは違う、緑釉の世界を展開させている鈴木徹先生。」と評価している。
1677年に初代窯工倉崎権兵衛が萩藩から松江に入り開窯して以来、樂山窯は約340年の歴史を持つ。楽山窯は島根県で最も伝統的な工芸的価値を持つだけではなく「不昧公好みの窯」としても知られている。世代が移り、今では楽山窯は第12代目長岡住右衛門空郷に受け継がれ
巴黎雅克馬爾安德烈博物館(Musée Jacquemart-André)正在展出瑞士裔英國畫家亨利·富斯利(Johann Heinrich Füssli,1741-1825)的作品。這場《Füssli, entre rêve et fantastique》
日本は、豊かな四季と自然に恵まれ、一年を通じて多様な「美」が私たちの生活を彩っています。古来より、人々は自然を愛で、また自然が人々の感性を養ってきました。この「自然に感謝して、自然と共に生きる」という姿勢、それこそが日本に深く根付いた自然観であると同時に、
2022年フランス──ポルトガルカルチャーフェスティバルに合わせ、パリのアルタニコレクションがグルベンキアン博物館に呼びかけ、20世紀最も偉大な美術品収集家の一人である「カルースト・グルベンキアン」の私蔵品を合同出展した。《Gulbenkian par l
珍しい「鋳込み硝子」を駆使して制作するガラス工芸作家石田征希は、古代のガラス工芸品パート・ド・ヴェールと日本の美学を組み合わせ、日本のガラス工芸の世界に新たな風を吹かせました。石田征希氏はインタビューに対して次のように語られた「日本には漆や染織作品等昔から